Yahooの知恵袋で、知的しょうがい者さんのことが取り上げられているのを、時々チェックしている。コメントを書き込むこともあるのだが、中には「知的しょうがい者は、隔離すべき」とか、「何故彼らを野放しにしているのか?」などというコメントに出会う事があり、悲しい思いをしている。 また、「彼らは、仕事も出来ないし世の中になんの貢献もしていないのに、国から手厚い保護を受けるのはおかしい」などという方もおられる。 考え方は、それぞれあろうが、なにか、一部しか見ずに先入観と言うか、そういうものに凝り固まっているかのようだ。 彼らは、考える事も、これから成長する事もなくただ、世の中の厄介者として見られているようだ。 はたしてそうだろうか? 今日、私の勤務するケアホーム主催のバーべキュー会があった。 私も参加して本当に楽しく皆さんと、過ごさせて頂いたが、そんな中、次の様な嬉しい事があった。 お茶が不足してきて、誰かが近くのお店まで買いに行く事になったのだが、メンバーさんの一人が、手を挙げてその方に行っていただく事になった。 その時、まだ小学校低学年の方も、一緒に行くと言い出したので、二人で行く事になった。 メンバーさんは、一人で通ってこられる方だったので、お金を渡して、「レシートをもらって来てね」とだけ伝え二人で出かけられた。 少しして、戻って来て、「スーパーに行きたかったけど、○ちゃんがいるから、道を渡らずコンビニで買ってきた、だって危ないと思ったから」と、私たちに教えてくれた。 こんな事当たり前のことをきちんとやれるのだ。当然のことであるが。先のしょうがい者は隔離すべきとか、言われる方々は、この事を、どう判断されるのだろうか? 苦手な事は誰にでもある。彼らだけでは決してない。 もう少し、優しい目で彼らを見守って頂けたらな~と、今、切実に思っている。 彼らは、訓練する事で、普通の社会人として、普通に生きていけるようになるのだ、と言う事を、是非ご理解いただけたらと、願ってやまない。
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